7月1日、香港は中国返還記念日で祭日。
昨年のこの日、香港市民たちは「自治と自由を守ろう!」など香港政府・中国政府へ
抗議のデモを(民主党主導)。なんと昨年の参加者は
50万人。政治に無関心だった市民
が
デモ行進政治に目覚め、歴史的出来事となった。
そして、今年もこの日がやってきた!前日に発表された
推定参加人数は30万人、
さて実際の参加人数は・・・気温35度近かった炎天下の真昼間に
53万人〜!記録更新。ちなみに
香港の全人口は約680万人。
集合場所は、香港島の大きな公園、ヴィクトリアパーク。
そうです、市民の憩う公園に
53万人〜!
なわけで、

近くのマンション前にはこんな看板が。

バリケードも作成中
私有地だから入っちゃダメよ。
翌日の新聞は当然大特集。

こんな風に。
だけど、報道で傍観してるだけじゃわからないではないか!
そんなわたしは
突撃体当たりレポートを試みたのです。
っていうか、ちょっとだけ見に行こと思ったら、結局こんなこと(以下参照)になって
しまった(悲しい性)。
だけど、デモ行進といっても言ってみれば「香港あげてのお祭り騒ぎ」状態なわけで、
楽しかったです。なんたって、広東語でデモ行進は「
大遊行」!
以降、順を追ってレポートです。写真で見る、「
香港7.1大遊行」はじまりー。
ちなみにこれ、デモグッズ。

ウロウロしてたらいっぱいもらっちゃいました。
【大集会@ヴィクトリアパーク】
ちょっと暑過ぎるけど、よく晴れた祭日、フェスティバルに集まる香港市民たち。

公園に吸い込まれていく、どこまでも続く人の洪水。

家族連れの姿、多し。

子供だけのグループもかなり多い、お祭りですから。

スタッフのみなさまもご苦労様です。

警察官の姿もかなり多いけど

テレビ局の車もかなり多い。

おっとレポーターが目の前で・・・
と思ったら、毎朝見てる(つけてる)ニュース番組(香港ローカルチャンネル:翡翠台)
の
キャスターの小姐だった。ややビックリ。

一応デモだから、ちゃんとスローガンもそろえました。
【当日の街中の様子】
ひときわ人垣を作っていた旗振りオッサン。左でカメラ構えるお兄さんにカメラ目線で笑顔。

取材もされてちょっと嬉しそう。

ぼよーん、おやっ、これは一体。

董建華(香港行政長官)風船、いや、サンドバッグか。

子供の人気に高し。

ご本人にとっていいのか悪いのか・・・。

→こんな映像など。
去年の7.1デモ行進のドキュメンタリーVCDが売られていた。1枚19ドル(300円くらい)
買いました。・・・って何者なんだ、わたしは一体。もはや自分でも理解不能。
【デモ行進だ!@一般道】
銅鑼湾〜中環へまっすぐに歩け歩け大会。道中、道端に飲み物の売店乱立、まさにお祭り。

街宣カーもちゃんとあります。

スタッフのお姉さま、お疲れ様です。

これはスゴイスゴイスゴイ!

ジャーン!写真下部:デモ行進中 /
写真上部:高みの見物中
踊る阿呆に見る阿呆♪ 祭りだ祭りだ。あ、わたしも同類でした。
でも、わかったのは・・・

我愛香港、還政於民。

愛香港 愛民主 そして「普選」(普通選挙を!)
結局みんな自由な今の香港が好きってことなんだ。
とキレイにまとめたところで、2004年7月1日の香港の熱い1日のレポートを締めさせていただきます。
といいたいところだけど、デモ見学ではしゃいでるうちに、巻き込まれて(というか迂回不能で)しばし
一緒に歩く羽目になったり、
駅の周りの道が四方封鎖されて帰れなくなったりと大変なことに。
封鎖はこんな具合・・・って写真撮ってる場合じゃないだろうに(1人突っ込み)。
教訓、野次馬も程々に。 お粗末さまでした。
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