香港の映画館

香港の映画館。「星月童話」という映画の中で常盤貴子が「香港の映画館って綺麗なんだね、もっと汚いかと思ってた」って興奮していたけど、そのとおり。とても綺麗だし、音響もいい。ただ、冷蔵庫の中のようにいつも冷房で冷えているのが難点。

【上映時間・新作公開】
初回の上映時間はだいたいお昼過ぎ(12時30分前後)で、最終回は0時ちかくからのスタートということもかなり多い。
せまいし、夜遅くまでバスや電車が走る帰りの心配をしなくていい不夜城香港ならでは。朝が遅いのも香港らしい。

休日は入場に長蛇の列ができているほど賑わう映画館だが、平日の昼間はたいていガラガラ。初回(といっても昼過ぎ・・・)を狙えば人気作も貸しきり状態なのも珍しくない。

新作への入れ替えは木曜日が一般的。
香港は作品の入れ替わりが早く、ハリウッドのヒット作などでも2週間くらいで上映が終わってしまうことが多いため、見たいと思ったらすぐに行くべき。なお、娯楽大作については、アメリカ公開同時期の公開が多いので「日米同時公開」のような作品以外は日本より早く見られることが多い。また、香港映画は日々大量生産されている。

【チケットの買い方】
チケット売り場で見たい映画のタイトルを告げ、座席を選ぶ。香港の映画館は全席指定。チケットを売っている人の前に座席表の空席がわかるモニターがあり、それを見て、好みの座席を告げる。英語は通じる(はず)。
事前にネットや電話で座席指定をしてチケットを予約することも一般的である。

映画料金は一般的には40〜65HK$(1,000円前後)前後で均一ではない。
どうもいまいち、料金システムが把握できていないのだが、平日は安くなってることが多く、うまくあたれば半額程度で見られることも。また、一番早い(といってもお昼ごろ)上映時間は料金が安く設定されている映画館が多い。

【字幕】
英語圏の映画は広東語(中国語)字幕つき、香港映画・日本映画・ヨーロッパ映画など英語圏以外の映画は英語字幕および中国語字幕。
また、アニメーションは広東語吹き替えになっていることもあるので注意が必要。

【上映中】
映画館に早めに着いても、ギリギリまで(たいてい十分前)劇場内には入れず、ホールで待つことになる。
また、香港は常に極寒状態をキープすべく、キンキンに空気が凍らされているため、室内の防寒対策が必須である。

【パンフレット】
香港ではパンフレットの販売もなければ、「映画のチラシ」というものも存在せず、映画館に早めに着く楽しみが何もない。

【トイレ】
近所にあるため、わたしがよく行く時代廣場(Times Square)やパシフィック・プレイスの映画館は入り口と出口が異なり、劇場のうしろから入場し、前から出る。帰りはイキナリ外に出る仕組みになっている。入り口にはお手洗いがあるが、出口にはない。映画が長かった場合や泣かされるの映画のあとなど、帰りにお手洗いに寄ってから・・・ということが出来ず、いきなり外に放り出される。
つらい。

【上映終了】
余韻に浸る時間も、涙を拭く時間さえも、さらにはエンドロールを楽しむ時間さえも与えられない。ストーリーが終わると同時に映像が続いていようがおかまいなしで電気がつき、スクリーンには「前からとっとと出てください」というアナウンスがエンディングクレジットの映像にかぶる。
香港、おそるべし。


【映画の規制】
香港で上映される映画は3種類の区分けがなされる。

三級片 18歳未満禁止の成人映画 昔は「ポルノ」の総称だったらしいが、今は暴力描写などが多いものもこれに該当、邦画【バトル・ロワイアル】(2000年年末に香港公開)が上映されたときはこの指定があったにも関らずIDをチェックせずに学生を入れたことが発覚した映画館が3館ほど数日間の営業停止処分になったというニュースがあった。

これが三級片の警告がしっかりホッチキス留めされているチケット。
  
【キル・ビル1】を観たのときのチケット。(ちなみに【2】は二級片扱いだった)

 
英語バージョン。

二級片 三級・一級片以外 ほとんどの映画がこれに該当。子供が映画館で見られる映画(一級片)は香港は実は少ない。
一級片 子供が見てもOK アニメなど



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